ペットフードの品質は、家族の一員であるペットの健康と幸せに直結します。特に添加物の使用については、多くの飼い主の皆さまが不安や疑問を抱えているのではないでしょうか。安全と言われる添加物もあれば、長期的に健康に悪影響を及ぼす可能性のあるものも存在します。
本記事では、ペットフードに含まれる添加物の中で本当に危険とされる成分を明確にし、避けるべき添加物と代替の安全な成分について詳しく解説します。私たち株式会社LEGRAの理念にもある「命を育み、価値を上げる」という観点から、ペットの健康寿命延伸に役立つ情報をお届けいたします。
ペットフードに使われる添加物とは?
ペットフードの添加物は、保存性の向上や風味の維持、見た目を良くするためなどに使われます。具体的には保存料、着色料、香料、酸化防止剤、防腐剤などが該当します。これらは規制に基づき厳格に使用されている場合もありますが、一方で長期間摂取すると体に蓄積し、健康に悪影響を及ぼすケースも報告されています。
主な添加物の種類
保存料(ソルビン酸、安息香酸ナトリウムなど)、着色料(赤色○号、黄色○号など)、香料(合成香料)、酸化防止剤(BHA、BHT)、防腐剤などがあります。これらは使われ方によってはペットの消化器官に負担をかけたり、アレルギーや皮膚トラブルの原因になったりすることがあります。
なかでも保存料や合成酸化防止剤は、強い化学的な作用があるため、ペットの体内に長く残りやすいことが指摘されています。特に高齢のペットや体調がデリケートなペットの場合、影響はより顕著です。
添加物の危険性が指摘される背景
多くのペットフードメーカーは安全基準を守っていますが、市販品の中には低コストや流通期間の長さを優先し、必要以上の添加物を使用している製品も見られます。これが慢性的な健康不良や免疫力の低下につながる恐れがあるため、飼い主としては成分をしっかり確認することが大切です。
また、ペットの体質によっては、成分によってはアレルギー反応や消化不良を起こしやすくなる場合もあるため、添加物の有無は慎重に考慮しなくてはなりません。
避けるべき添加物一覧とその影響
ここではペットフードに含まれている添加物の中で、避けるべき成分をリストアップし、それぞれの危険性について解説いたします。
1. 合成保存料(BHA、BHT、エトキシキン)
合成保存料は酸化を防ぎ、製品の品質を保つ役割がありますが、一部は発がん性や遺伝毒性が懸念されています。BHA(ブチルヒドロキシアニソール)、BHT(ブチルヒドロキシトルエン)、エトキシキンは、その典型的な例です。
長期の摂取で肝臓や腎臓に負担をかけ、アレルギー症状や免疫異常を引き起こす可能性も示唆されているため、特に注意が必要です。
2. 合成着色料(赤色○号、黄色○号など)
合成着色料は商品を目立たせるために使用されますが、ペットの体には必要のない成分です。成分によってはアレルギー反応や皮膚炎のリスクを高めることがあります。特に色素に敏感な犬や猫の場合、摂取を避けることが賢明です。
3. 人工香料・香味料
合成香料は製品の風味を強化するために使われますが、化学合成物質であるため、消化器系の不調やアレルギー、行動問題を引き起こすことが報告されています。特に長期間の摂取は不自然な体調変化を招くことが懸念されます。
4. 亜硝酸塩・亜硝酸ナトリウム
防腐剤として使用されることがあるこれらの成分は、発がん物質に変化するリスクが指摘されています。人間の食品では規制が強化されていますが、ペットフードではまだ使用されている場合があるため、注意深く選ぶ必要があります。
安全な代替添加物と自然由来成分について
ペットフードの品質向上と長期保存は大切ですが、健康へのリスクを避けるためには安全性の高い代替品を選ぶことが重要です。近年は自然由来の成分が代替として注目されています。
1. 天然由来の酸化防止剤(ローズマリー抽出物、トコフェロール)
ローズマリー抽出物やトコフェロール(ビタミンE)は、抗酸化作用がありながら安全性が高いことが特徴です。これらは食品用にも多く使われており、ペットフードでも安全に使えるとされています。
こうした成分を用いることで、合成保存料の使用を避けることが可能です。株式会社LEGRAの製品も完全無添加製法を目指し、添加物不使用にこだわっています。
2. 天然の着色料(パプリカ色素、ビートレッドなど)
食品の着色には、天然由来の成分が安全性を高める選択肢として用いられています。パプリカやビートルート(ビーツ)から抽出された色素は、アレルギーリスクが低く、人とペット双方にやさしいのが特徴です。
3. 自然由来の香料(ハーブエキス、フルーツエキス)
化学的な合成香料の代わりに、ハーブやフルーツから抽出した香料は、安心して使用でき、リラックス効果や食欲促進効果も期待できます。ペットの食事をより自然に、健康的に彩ります。
株式会社LEGRAの取り組みと考え方
私たち株式会社LEGRAは、見過ごされてきた命のかけらに光を当て、日本が誇る極上の食材を活用した完全無添加のプレミアムペットフードを開発しています。農薬や抗生物質を使わずに育てられた宮崎県産の黒毛和牛「いぶさな牛」や青森県大間産本鮪の血合い部位を活用し、フードロスの削減とペットの健康寿命延伸の両立を目指しています。
添加物に関しては獣医師監修のもと、保存料・着色料・香料を一切使用しない無添加製法を徹底。これはペットが本来持つ健康と免疫機能の維持に最適な環境を提供するためであり、私たちの使命「命を育み、価値を上げる」に合致しています。
これからペットフードを選ばれる際は、成分表をしっかり確認していただくことをおすすめします。特に人工的な添加物の少ない製品を選ぶことが、愛する家族であるペットの健康長寿の第一歩です。
まとめ
ペットフードの添加物には、保存料、着色料、香料などさまざまな種類がありますが、中でも合成の保存料や着色料、人工香料は長期的な健康リスクが指摘されており、避けるべき成分として認識されています。
一方で、天然由来の酸化防止剤や着色料、香料は安全性が高く、ペットの健康をサポートしながらフードの品質を維持する役割を果たします。ペットフード選びの際にはこうした成分に注目し、健康的なライフスタイルの実現を目指しましょう。
株式会社LEGRAは、無添加製法かつ厳選素材を使用した製品を通じて、人とペットが共に健康に長く生きるための食の価値創造に取り組んでいます。ペットの健康を第一に考える飼い主の皆さまに、安全で高品質な選択肢としてご活用いただければ幸いです。
